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スタッフブログ

一般外来の待合室におもちゃがないのは・・・

当院は、入り口が二つあります。
一つは、一般外来用、もう一つは、予防接種・健診・アレルギーで受診された方の入り口です。
受診される患者に感染リスクを下げ、患者ご家族の安全も高めるためです。
安心して受診してください。

「待っていて、おもちゃがないので、おもちゃのあるほうに行きたいというのですが・・・」
時々、ご相談を受けます。

当院の一般外来の待合室には、おもちゃがありません。
お待たせしているときには、手持ち無沙汰で申し訳ありません。
何か置いた方が良いかも知れないと思いながらそれをしないのは、そのおもちゃが病原菌や病原ウイルスの媒体になる可能性を除去したいからです。

つまり、「当院のおもちゃが病気を広げる一原因になってほしくない」という気持ちからです。
皆さんには、体調不良で受診していただいています。
そして、それぞれの方の原因菌や原因ウイルスが異なることは想像できます。
そうしますと、待合室においてあるおもちゃをそれぞれが触ることで、他のご家族に他の原因がうつっていく可能性があるのではないか、と思うのです。

拭ききれるのだろうか?
どのように消毒すればよいのだろうか?
など考えましたが、「置かない」ということがもっとも確実だと思いました。
各ご家族がお子さんだけに触らせるものでしたら、上記のリスクは少ないと思いますので、あやすものを持参していただけますと幸いです。
ご理解いただけない方もいらっしゃると思いますが、その場合は申し訳ございません。

そういうことですので、健診・ワクチン・アレルギーの外来待合室にはおもちゃや本を用意させていただいております。
皆さんのご意見を大切にしながら、当院でもできることを考えていきます。
当院アンケート(お知らせ欄参照願います)などで、温かく建設的なご意見もお待ちしております。

どうぞご理解ご協力の程、宜しくお願いいたします。
地域全体で協力し合って、感染予防に努めていけたらと思います。