MENU

Blog

スタッフブログ

「子ども予防接種週間」で見つける「大切な忘れ物」

3月1日から3月7日までは、「子ども予防接種週間」とされています。
4月の入園、入学に備えて、保護者をはじめとした地域住民の予防接種に対する関心を高め、予防接種率の向上を図ることを目的として、平成15年度から毎年実施されています。
母子手帳を確認していただくには良い機会です。

具体的には、こんな「大切な忘れ物」があるかもしれません。
標準的には…
○1歳になったら接種するMRワクチン(麻疹風疹ワクチン)、水痘ワクチン
○任意だからといって接種しなかったムンプスワクチン(おたふくかぜワクチン)
○1歳半前後までには接種するヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン、四種混合ワクチンの4回目
○2歳までに終えることの多い水痘ワクチンの2回目
○3歳になったら接種を開始する日本脳炎ワクチンとそのあとに不規則に接種する日本脳炎ワクチン2回目と3回目
○5-6歳で、小学校に入る前に接種するMRワクチンとムンプスワクチン(おたふくかぜワクチン ※任意)の2回目
○9歳の日本脳炎ワクチン4回目
○11歳ころの2種混合ワクチン
○接種控えの時期で、現在は特例として接種可能な方もいらっしゃる日本脳炎ワクチン
などなど、思い当たるものはありませんか?

昨今、麻疹(「はしか」とも言います)の流行が言われております。
麻疹に罹患してしまった方の多くは、予防接種を2回受けていなかったという報告があります。
ワクチンの接種は、接種者自身の感染や重症化の予防だけではなく、接種者のご家族も、その周辺社会も守ることになります。
つまり、接種者が集まれば集まるほど、感染リスクは低くなり、互いに守りあうことが出来るというわけです。
多くの方が接種を積み重ねることで、より広くの社会を守ることが出来ます。

「子ども予防接種週間」をきっかけに、母子手帳でお子さんの接種歴の確認をしてみてはいかがでしょうか?

※予防接種スケジュール参考ホームページ  http://www.know-vpd.jp/children/index.htm