MENU

Blog

スタッフブログ

Post Coronaと当院の感染予防対策とご協力のお願い

最近、雨風の強い日が多いですね。
日本の気候も変わってきたような気もします。
激しい雨の中を受診して下さる方もいらっしゃり、有難うございます。

当院スタッフは、新型コロナウイルスワクチンを接種し終えたり、接種している最中です。
しかし、私としては、「接種したから安心というわけではない。かからないように注意はし続けていかなければならない」と考えております。
ワクチンというのは、感染予防や重症化予防のために接種します。
一方、新型コロナウイルスは、罹患する方によっては軽症であったり、重症であったりします。
ですから、「予防接種を受けた人は重症化は防げるかもしれません」が、我々を経由して誰かに感染が広がった場合、「その方の状況によってはその方を重症化させてしまうかもしれない可能性」があります。
例えば、ワクチンを何らかの理由で打てない方や、予防接種の適応のない小児で基礎疾患があったりする方です。

当院としては、感染予防のため、以下のことに力を入れております。

①時間予約により3密予防を図る
②ネット問診票の事前入力で当院滞在及び診療時間を短縮でき感染リスクを軽減する
③体調別に待合室から分かれて頂く事でウイルスや菌との接触を防ぐ方法をとらせて頂く
という方法です。

まず、①について説明させて下さい。
「時間予約」は、新型コロナウイルス感染症が拡大してから、当院でも導入しました。
皆さんの来院時間を集中させないことにより、3密予防を図り、互いの感染リスクを軽減します。

②は、ネット予約時に、15分以内に入力して頂くよう、なるべく必要最小限の問診となっております。
ネット問診票を入力することで、当院内での滞在時間や接触時間を短縮でき、皆さんと私を含めた当院スタッフの「互いの感染リスクを下げる効果」があります。
色々な可能性を考えるのであれば、診察をさせて頂いている私も病気になってしまうこともあり得ます。
ですから、なるべく「診療時間も短い方が良い」のです。
よって、来院される際の問診票のご入力は、是非ともお願いしたいのです。

③は、当院は、三つの部門に分かれておりますので、感染リスクを減らすことができます。
⑴一般疾患(咳、鼻汁、嘔吐、下痢、腹痛など感染するリスクのあるもの)
⑵非一般疾患(アレルギー、皮疹、予防接種、乳幼児健診、外傷など)
⑶発熱・伝染性疾患(3歳以上は37.0度以上、3歳未満は37.5度以上を来院24時間以内に認めている場合や麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜなどの可能性)
に分かれて、入り口、待合室、診察室を利用して頂いております。
発熱している方、及び24時間以内に発熱のあった方は、発熱外来の予約をお取りください。
午前中などに発熱が改善していても、午後になって発熱が再び明らかになることは良くあることです。
どうかご協力の程、宜しくお願い致します。

当院としても、これらの方針について、皆さんにご理解頂くための努力が足りなかったと反省しております。
問診票のご記入がなく、一から状況を確認しなければならない方がいらっしゃいます。
また、予約ではなく、直接来院される方もいらっしゃいますと、問診時間が延び、互いの感染リスクも上昇する上、予約をされた他の方の診療開始時間も遅れてしまいます。
当院でも、患者さんの状態によっては、診療時間を前後させて頂いたり、お待ちして頂く事もありますので、遅れないよう努力します。

最後に、当院スタッフは、感染のリスクが高いところに参加することはありません。
それは、私からの指導のみならず、各自が医療人として、家庭人として、常識をもって行動してくれているからだと思います。
自分はかからないと思う人はもういないと思いますし、気をつけていてもかかってしまう、そして、かかってみてから周囲への感染を思って心が疲れてしまう方もいらっしゃると思います。
頑張っても仕方がないことがありますが、頑張らずにかかってしまったときに、自分や家族、親戚、友人を重症化させてしまったら、そのつらさは想像を絶するでしょう。
是非、みんなで協力して、今の大変な時期を乗り越えていきましょう!
どうか当院の方針にご理解ご了承ご協力の程、宜しくお願い致します!